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私はこれまで転職を6回ほど繰り返し42歳でフリーランスとして開業しました。
転職の良いところはたくさんあります。なかでも自覚できる良かったことは「前職と比較できる」です。
これは会社の組織体制、コミュニケーション、働いている社員の活力、営業の仕方等、前職との差異が日々感じられるので順応するか抗うか、中途では色々な対応ができます。前職、すなわちこれまでの経験で積んできたものを元に転職先でプラスできる知識・知見が加わっていくので、ビジネスパーソンとしては経験豊富に間違いなくなっていきます。
これは、良い事・悪い事両方存在します。
この記事ではその両方のうち、悪い事を中心に経験を交えてエピソードを紹介します。
特に、転職先で自分の能力が全然発揮できず、これまでの経験が全く否定され役立たずと思ってしまっているパターンにハマって元気がない方に、お役に立てるかと思います。
結論からいいます。
その会社にいててもあなたの大切なビジネスライフの時間の無駄です。
さっさと辞表を出しましょう。日本には250万社もあるんです。
ここで働かないといけない理由はありますか?
30代中盤以降の転職は能力を発揮できているか明確に感じられる
20代で2社目の転職はステップアップの途中なので能力を発揮できるというより仕事の幅が広がった、のような仕事量・質中心が感じられると思います。
もっと大きい仕事をしたい、とか業務の幅を増やしたい等、とにかく意識せずとも経験は毎日過ごしているだけでも溜まっていきます。
これを感じていないままの転職は、「転職=オフィス替え」くらいのレベルなので転職の意味はないでしょう。
30代になってからの転職の場合、受け入れ企業側にある程度の業績や経験を期待しているので、自分はこれまでに何をしてきたか、どんな変化をもたらしたか、どんな成果を出してきたか、等のリアルなビジネスライフのアウトプットありきになります。
自分は何ができるか、何が得意なのかを自覚し言葉として言えるようになっている年齢です。
私がそれを強く感じたのは32歳の時にヘッドハンティングで入社した印刷会社でした。
当時この会社は年商26億くらいで、95%が印刷や販促物で立っていました。
ここに、時代の背景とともにデジタル・Webのサービスを拡大していきたいということで、Web関係の制作物や広告を受注していく立ち上げICTという部署を任されました。
部署も周りもWebを知らない人々ばっかりだったので重宝され、自分もWebについて、特に広告などイチから必死でインプットは毎日繰り返し、質問が来ても返せるようにしていきました。
この時は前職のWebディレクター5年の経験が生かされたことを鮮明に覚えています。

中途で入社したら危ない会社とは
この5年後、知り合いの社長から紹介を受けて転職した会社は27期目の制作会社で70名ほどの社員を抱えている老舗の大手でした。
社長が有名でセミナー登壇、書籍出版、Webメディアで連載をしているほどでした。
よくある、1代目で会社を築いた天才肌のワンマン社長系です。
ここに入ったのが大きな、人生の間違いでした。
この間違いとは、この会社で学んだ仕事にメソッドは現在のフリーランスで大いに役立って稼げているのですが、中途で経験のある社員をズタズタにしてダメにするクズ会社だったということです。
転職される方に向けて結論から言います。転職する先で絶対入社したら危険な会社
- 社長がワンマンで第三者から評価されている
- 会社名=社長名くらいのレベル
- 自社のメソッドが確立している
- 外注先がない
- 役員が10年~選手で固まっており、それ以外は3年以内の社員多数
- 中途が第二新卒レベルしかいない
特に中途がいない、これは何を意味しているかというと
中途の方々が経験してきた能力が発揮できない環境だからです。
つまり、ウチの会社のやり方に従え!言う通りにやれ!です。
中途の皆さんは自分のこれまで培ってきた経験が脳では反射的レベルで反応するので、言う通りにできずアレンジを加えてしまいます。
例としては「ここに三角形を書いて」と言われて、影をつけたりわかりやすいようにアレンジを加えてしまう訳です。
これがNG。
この会社では社長が絶対なので、社員の意志は社長の一言で一瞬でゼロになります。それなのに社長は「おまえの意志はないのか?」という矛盾。
結局あなたが天才なので、社長の案になるんでしょう?
それを繰り返されると考える必要もなくなってくる訳です。
これが中途のキャリア組には辛すぎるものです。
言っても全て否定されるし、この会社の脳みそになれないので人格まで否定されていくのです。
そして、成功体験がないまま挙句の果てに何をやっても自身がなくなってしまう最悪のループに陥ります。
忍耐がない人は入社3ヶ月ほどで退職し、不幸にも忍耐がある人(私含め)は頑張ってしまうのです。
その先には精神が腐食、体調不良しかありません。
私は3年いましたが、ずっと気持ちが曇っている状態で、社長に今日何言われるんだろう?とびくびくしていました。
今考えると、人間は自由に生きられるのに、あのクズ社長のせいで病んでいたことがムカついて怒りが収まりません。
まあ、社長が病気したり引退すると廃れていく会社であることは間違いないです。
これまで社長の言いなりだった10年選手たちに経営や事業戦略なんて考えられる訳ないですから。年取ったらなおさらです。
あなたの能力は絶対優秀だから戦う場所をすぐに変えた方がいい
いい加減限界に来て、母親の介護を理由に退職しました。
その後3ヶ月ほど、通販のコンサル会社にいましたが、これもひどい会社だったので、メソッドだけ完コピさせてもらいました。
いまでは、このワンマン社長の会社のメソッドと通販コンサル会社のメソッドをかけ合わせて新しいサービスで稼がせてもらっています。
感謝すべきと言いたいところですが、全く感謝していません。あれだけ苦しめられたので、その見返りとして受け取っています。
それからフリーランスで開業し現在8社とお取引させていただいていますが、以下の状態です。
- 毎日のようにありがとうと感謝してもらえる
- 意見やアドバイスを求めてくれる
- 突き返されることがない
- 自分の経験+足りない部分はインプットの連続で戦える
- びくびくする相手がいない
- ダメなところはダメとはっきりいえる
- 得意・苦手を分けて断れる
ですので、現在の職場でスキルの違和感を強く自覚し出したフェーズになった場合は、さっさと離れるべきです。
あなたはその会社のレベル・範囲よりもっと広い可能性があるのです。
それがあるのに給料や環境や人がいいから、等の理由で留まってはいけません。
好奇心と冒険心で人生楽しくいきましょう。
