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転職エージェントの会社のCMは年がら年中目にすることが多いでしょう。
CMのクリエイティブを制作する会社のプロジェクトマネージャーやアートディレクターは毎回コンペで
新しいキャッチを模索しつつ、素晴らしいコピー・絵コンテを作られます。
ただし、CMにあまり物申さない私ですが、このCMには違和感を覚えて仕方がありません。

というか、転職したことがないヤツが作ってるんじゃないのかと。

今回はそのなぜか、を経験踏まえてお伝えします。
決して万人受けを狙って書いている訳ではありませんし、このCMに共感される方はそれで否定するつもりなど一切ありません。

若者の熱意や野望を打ち砕くのはダメ上司

まず、この統計を見てください。

<上司ガチャの実態調査>上司との相性が仕事のパフォーマンスに影響する人が9割超え。
「上司ガチャ」をなくすためにデータに基づいた配置を希望する人が約9割
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000046088.html

つまり転職しても「上司ガチャ」を喰らった経験のある人は約8割ある訳です。
ということは、、このCMは上司が諦めモードで何も動かない訳です。

まさに上司ガチャです。


この状況だと自分は不味いと奮闘して転職に熱意を燃やす訳なのですが、
その後、彼の熱意が通る転職先は統計上20%なのです。
なので、あと8回最大でも転職を繰り返すことになりますね。

サラリーマンはリスクを避けたがる種族です。
これは悪い事でもなく、良い事でもありません。
CMでは「前例のないことはできない」とありますが、まさにサラリーマンの共通言語です。
そりぁ、、評価される=予算達成が大部分を占めていますから。

また、彼のような若いビジネスパーソンが熱意を持って転職しても、先輩方はすんなり彼の・・
所謂新参者の言う事なんて聴く訳がないでしょう。

つまり、このCMはよく観察すると超非現実的なコンテンツで成り立っているのです。
感情を一時的に奮起させるまでのCMです。

このCMの広告主は起業支援・フリーランス支援企業であるべき

結局、やりたいこと(我儘)ができる環境って何でしょう。
このdodaのCMの彼の行き着く先は、「転職」ではなくただの「席替え」です。
働く人や場所が変わっただけで根本的な環境は変わっていないのです。

気分転換です。

やりたいこと(我儘)ができる環境は、起業やフリーランスしかありません。
なので、このCMの広告主は「起業支援の企業」や「フリーランス相談事務所」であるべきなのです。

新参者の意見が通る、つまりリスペクトされている環境へ行くには、年齢が必要です。
「え?年取ればみんな言う事聞いてくれるの?」
と思うかもしれません、これまだまだ通用します。
即戦力を前提条件として求められているのですから。
ですが、通用するのは、老害人材ではなく現場での実務経験や成果を出す人のもが通用します。

転職はトヨタ式「なぜ×5回」で踏みとどまれる

なぜの追求は皆さん一度は聞かれたことがあると思います。

私もたまに、転職を悩んでいる知り合いから相談を受けるのですが、大半が相談しても転職はしません。

なぜなら、動機が曖昧だからです。

・やりたい企画が通らないから
・上司がうっとしいから
・給料が安いから
・仕事が楽しくないから
・やりたいことができないから
まぁこういった類なのですが、今一度「なぜ」を問うてみてください。最大5回までです。

例えば、CMであった「やりたい企画が通らないから」の場合


・やりたい企画が通らないのはなぜ

・前例がないから

・前例がないからできないのはなぜ(上司に聞いてみましょう)

・やったことないことにお金は出せないし効果がわからないよ(上司)

・そもそも当社はやったことない事業からスタートしているからできないことはないはず。

・じゃあ、やっている事業を派生した企画&事業計画を作れば聞いてくれますか?

・うーん、、ほんとやりたいんだね。わかった一度聞いてみるよ。(上司)


あくまで例ですが、ここまで一度掘り下げて深耕してみてください。

逆に掘り下げられない場合、あなたの転職願望はただの「逃げ」の可能性が高いです。

なぜがこれ以上掘り下げられないくらいまで進んでも解決しなければ転職すべきでしょう。

CMのような一時的な「悔しい!」に流れず、良きビジネスライフを応援しています。