この記事をちゃんと読むと 3 分くらいかかります。

私は親会社の社長が個人で出資+私が出資した制作会社の代表をしているが、今日は親会社の代表の意思の強さの話。

受託制作をされている皆さんは、デザインがなかなか決まらず出戻りになることはどれくらいあるだろうか?
私はこれまで4社、Web制作の端くれだが一連の流れをディレクターとして経験してきた。
その中でデザインがなかなか決まらないことがほとんどである。
今の会社では、ほぼクライアントの好みの部分以外は出し戻しがない。
特に社長がPMとなっている案件は。

これ以降の話は、「おいおい、それは社長だからできるんじゃないか?一般社員がそんなことをやったらクビだよ」と言われること前提になるが、一般社員でもできる範囲があるので、参考にしていただければ幸い。

たいてい、クライアントからデザインチェックバックが来た時、デザイナーみなさんいい人なのでできるだけ対応してしまう。ディレクターも受注仕事なのでなるべく対応しようとコミュニケーションスキルでクリアしてしまう。
私もそうだった。
修正は1ページを俯瞰で見て赤入れが入っているのではないだろうか?
上から順に日本語レベルで理解して指示書を内部向けに丁寧に書いてしまう。

だが、今の社長がPMを行う場合、対応する箇所・しない箇所が明確に分かれている。

例えば

  • メインビジュアルは何回修正来てOK(重要なのに。。。)
  • 色替えも自由にOK
  • バナーも何回変更あっても対応OK

のように見た目の好みに関わる箇所はすんごくゆるい。
というか興味がない。

しかし

  • カテゴリの並び順
  • 固定ナビの表示箇所やタイミング
  • コンテンツカードの数

など構造についてはえげつないくらいムキになる。
というか絶対に変えない。
クライアントから順番入れ替え要望があっても変えない。

これが一番成果が出るアウトプットである、ことに絶対的自身があるか

私はこれまで意思がなく制作物を作っていたので、言われた通り手順が多かった。制作会社なりに、標準的なデザインなどは出してそれなりにプロジェクトは進むが、一歩ロジカルに踏み込まれた時に全然対処できない。
だから、小企業レベルの「ホームページをとりあえず安くリニューアルしてくれる」ニーズしか対応できなったわけだ。
これはニーズというより人間のビジネス本能。

社長はプロジェクトの提案書作成の時に、公開後のアウトプットがイメージできているので、絶対ぶれない。
本人曰く、これはWeb制作の経験というよりモノづくりが好きかどうかようだ。
絶対にこれを作りたい。こうやれば問い合わせや予約が増える。のような強い信念があるかどうかで決まる。

だから、クライアントからデザイン修正が来た際、成果に影響する箇所は絶対に譲らない。途中でプロジェクト中止になった案件もあったほど。
(ここは社長だから言えることであって、営業側ではそうは行かない!)

プロジェクトメンバースタッフが成果につながる箇所をいじろうものなら、激怒される。私も一度あった。

「俺の邪魔をするんじゃねーよ。邪魔するなら外れてくれ!」

この言葉の意味が最初わからなかったのでショックだった。
しかし、本人は悪気があって言っているわけではないのだ。
いいものを作ろうとして自然に発してしまうことらしい。

意味のわからない私にはキツイ言葉だった。

これは、某有名漫画事務所でも似たようば場面があったらしい。
スタッフがほぼ1週間徹夜で頑張って間に合わせた原稿を、先生に見せると

「うーん、ダメだねこれでは、、、やり直しましょう」

と5秒で弾き返された。
先生は悪気があったわけではなく、単純にいいものを作りたいだけ。
スタッフからは二度と働きたくない、、と苦情殺到だったことは言うまでもない。

この件から、自分も優しくだが意思を伝えながらクライアントへアウトプットができるように少しずつなってきている。
最初からイメージを描くことはできないが。

なぜなら、なかなかこのことから脱出できないからだ。


メディアへの記事作成代行など、お手伝い始めました。
関心のある方はこちらからお問い合わせください。

Twitterもフォローお願いいたします。(フォロー返しいたします)