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今回は、こういう担当者がいるから事業拡大がストップする、実例を紹介したいと思います。
仕事を止めるには人間だとつくづく感じます。
資料を関係者で叩いて良くしていく事は必要ですが、これは止めているのではなく成長の一貫だと思います。
ですが、今回のケースは「あなたのせいで事業が拡大しないのですよ」のいい例でした。
主語が「自分」

私はフリーランスで業務委託先と4社ほど契約をしています。その1社は印刷会社なのですが、得意先にデジタルマーケティングの提案をしてほしいと依頼があるので、ご支援する事が多いです。
その一社が「Fの付く大手コンビニチェーン」で「コンビニーオーナー」を募集するためにデジタルマーケティングを活用したいということでした。
私にはデジタルマーケティングの知見があるのであるDSPとGoogle広告をかけ合わせた提案書を作成し説明しました。
委託先の担当者の方に理解いただくこと自体が至難の業だったこの提案ですが、デジタルマーケティング業界の方ではごく一般的な内容でした。
ですが、通常はやったことがないクライアントに提案するわけですから、なるべき専門用語はなくして仕組みなどわかりやすい提案書を心がけました。ここまでは自分としてもアウトプットのいい経験になりました。
合計5回くらい提案した記憶があります。
で5回目で問題になったのが、少々専門的になりますが
Web広告が表示されるメディアが何千もある中で
担当者:「私が普段使ってるメディアなんてひとつもないよ!これ大丈夫なの?だれが見てるの?」
私:「だれが見てるかは、各メディアの月間ユーザー数を見てください。例えば、このメディアは月間100万越えていますよ。」
担当者:「いや、わたしは知らないし見たことがないよ。ホント大丈夫?」
私:「だれはわからないです。少なくてもこちらのメディアは私が見ています。」
担当者:「いや、あなたではなくて・・・コンビニオーナー候補の人は見てるの?」
私:「先ほどお伝えしたようにどのメディアを見ているかではなく、過去の行動履歴でその人毎に表示されるバナーが違います。フランチャイズ関連の情報を探している人には表示されます」
担当者:「でもその人がそもそもメディアを見ていなかったらその広告に出会わないよね?」
私:「なので、数多くの優良メディアに広告で表示してアプローチしているのです」
担当者:「でもわたしはここに載っているメディアは、、、ほぼ見たことがないなぁ」
もう話が堂々巡りで、全て主語が「自分」に戻ってくる始末。
確かにWeb広告の仕組みは馴染みのない方からすると難しいですが、逆にあなたがずっとこのままでいたらどうなるでしょう?
例えば競合のコンビニフランチャイズ会社がこのWeb広告を理解して施策を進めて成功したとしたら?
正直、この提案書を御中先だけ変えて持っていきたいくらいの思いでした。
主語が「社長」

この話はレジェンド化しているかもしれませんが、最近ありましたので備忘録として挙げておきます。
Web制作ディレクターをされてフロントで折衝のご経験がある方は、次のような場面に出くわしたことがあるのではないでしょうか?
担当:「社長のノートパソコンが古いので、、画面が大きすぎてWebサイトが画面収まっていなく、、デザインをやり直せと言われたんです。」
私:「最初に画面解像度はユーザー目線で決めましたよね。一番優先のSPでは390×844、PCでは1920×1080。ボリューム層がこちらですので全て対応することはできません。」
担当:「そうなのですが、、社長が見にくいと言っているので、、、」
私:「このWebサイトのターゲットのお話はされましたか?」
担当:「それは・・・」
納品物は誰のためのものなのか?
今回挙げた実例はあくまでも氷山の一角ですが、ビジネスで「私」主語の人とやり取りするには骨が折れます。
正直、御社に納品はしますがあなたの好みのものをプレゼントしている訳ではないのです。
あなたの好みにあったプレゼントを渡したところでビジネスでは何も変わらないです。
このような事象は特に年齢が高い担当者ほど起こりがちだと思いますし、老害の一部だと考えています。
人由来で止めてしまうプロジェクトがなくなるよう、勉強は継続せねばと感じるタイミングでした。
