この記事をちゃんと読むと 4 分くらいかかります。

先日、とある通販サイトを運営されている企業様へ社内セミナーの講師をさせていただいた。
が、私のパートが酷いもので。
セミナーは計2時間。最初の1時間は社長のパートで、Webのこれからを概念としてお話していく。これからのWebサイトはこうしていかなければならない。
具体的を交えられて、毎回非常に好評を得ている素晴らしい内容で、毎回聴く方も変化があって流石です、と脱帽するばかりだった。

今は分社化してこの会社の代表をやっているが、親グループは一つの会社組織・ブランドとして動いているので、根本的なアウトプットは同じ形式である。
ただ、自分の会社での新規営業は自由にできる。

だから、pptのテンプレートはスライドマスター9種類ほど・図版の色味もすべて用意されている。このフォーマットでプレゼンしようということ。合理的だ。

ウチの資料の作り方だが、
いきなりpptするのではなく、まずアジェンダをテキストファイルで作ってから社長とそれを叩きまくる。叩きまくってokもらうとpptファイルに落とし込む。
この順番が必須。
いきなりpptにすると潰しが効かない。
だから、アジェンダができるタイミングが提出の前々日だったりする。
pptはすぐ出来るからだ。ppt化は半日で仕上げる程度。
あとは文字校正。


この、アジェンダが難航するときが多々ある。というか絶対だ。
今回はその見本とっても過言ではないくらい、ぐるぐるまわってしまった。

ppt内の図版は飾りにしか過ぎない

私のセミナーパートは
・Webサイトの現状を知って、それが何を示しているかわかるようになる
・Webサイトからお客様のニーズを聴くポイントを知る、その確認方法

だった。

アクセスログから数値を引っ張って図版に落とし込むので数値がズラーッと並ぶ訳だ。私はこの中の数値をセミナー中に喋ってしまう失敗を犯してしまった。

要するに、数値なんて今はどうでもよくて、どこを見れば現状が分かって、何を示しているかわかればよい。

・場所
・示すこと
・わかること

以上

それだけなのに、ここが1500ですね。75%離脱していますね。
などと、些末なことを話してしまったわけだ。

後ろの方、そんな小さいグラフ見せられても見えないやん。。

肝心なことが飛んでしまった。
そもそも、自分のパートが始まった数分後から社長が援護射撃で説明をカットインされた。

プレゼンターに途中口を挟む側もツライ

プレゼンターに口を挟むということは、この説明だと聴いている側がわからない、不足しているものがある、からこうなるのだが、以前自分がプレゼンしたときに叱られた時に言われたことは

プレゼンターに口を出す側の身にもなってくれ!
プレゼンターの面目を潰すことを意味してるんだから。

と言われた。まさにその通り。

アジェンダを叩いていくうちに、アジェンダを作ることが目的になってしまい、お客様の求めていることが見えなくなってくる。時間がかかればかかるほど。で、結局資料を説明すればよい、になりがち。

以前こういう記事を書いた。

本来の目的を忘れて資料作成が目的になってしまう難

「資料を作ることが目的になってるよ、これを作って何をクライアントに伝えたいのかが丸でない、だから資料内に間違いがあっても気づかないんだよ。普通にこれをクライアントに見せても意味わからないところあるでしょ」

途中、口を挟まれるほど、頭が真っ白になり、pptのページを読み上げるだけになってしまった。情けない。

案の定、当日参加メンバーのレビューでは「全然ダメ、むしろ後退している」との結果に。

このページで伝えたいこと、それだけあれば立派なプレゼン

ウチの会社は高度な、テクニカルなことは求められていない。知識レベルが低くても特段問題なし。

その代わり、意思がないと資料はクズになる。意思がない場合、全く話が進まない。

私はこのページで何を伝えたい。だからそれを立証するために数値が必要。の順番。
取り扱い説明書とは大違いである。

私は、Webサイトの分析など長年、我流でやってきたが、資料を作るために留まっていた人間からすると、まったく意思がかけない。そもそもないのである。
なぜかというと、お客様がほしいだろうと思うサービスを集めてきて、それを紹介するプレゼンばっかりやってきたから。

意思とは「これを説明したいんです」レベルではなく
「これがわかり、これを示す」「これがわかると、これが起きる」

お客様に何を与えることができるか、何が起こるかである。

プレゼン資料といっても

  • マニュアル用
  • プレゼン用(プロジェクター有りなし)
  • サービス説明用
  • 講座/テキスト用

様々ある。聴く側の立場が誰か、どうやって聴くか、
聴く側を想いやって資料は作っていかなければならない。


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